---------------------------------------------------------------------------------------------------
  組合ニュース 【平成30年4月号】 ナニワ企業団地協同組合
--------------------------------------------------------------------------------------------------
一口メモ・・・税務調査

水彩画の丘_イラスト【税務調査】
  確定申告修了後の4月から6月末までの間と、税務署員の人事異動後の7月から12月末までの間は、税務調査が集中して行なわれます。
 日本の税制は「納付すべき税額が納税者のする申告により確定する」(国税通則法16条)と定める申告納税制度で、税務署員の質問検査も「質問又は検査の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解してはならない」(国税通則法74条8項)と規定され、令状のない税務調査は全て「社会通念上相当と認められる範囲内で、納税者の理解と協力を得て行う」(税務運営方針)「質問検査等の相手方となる者の理解と協力の下、その承諾を得て行う」(事務運営指針)と明記されている任意調査です。
 税務調査を受けることになった時は、納税者の権利と税務調査の心得をシッカリ身につけて対応しましょう。
@税務署員の身分証明書と質問検査章を提示させて確認すること。
Aどんな要件で何を調べに来たのか調査理由を開示させること。
B事前通知を励行させ、約束のない訪問は日を改めさせること。
C納税者の承諾なしの事務所、工場、自宅などへの立入や物色をさせないこと。
D信頼できる人に立会ってもらうこと。
E調査はその目的の範囲や期間に限定させること。
F納税者の承諾なしの取引先や銀行などへの反面調査は断ること。
G署名押印は即応せず、よく考えてから行うこと。







 

トップページへ戻る